渡辺早生牛蒡(小袋:4ml)
東京都練馬区東大泉町の渡辺正好氏が育成した滝野川系のゴボウである。昭和8年頃に正好氏の父である徳右衛門氏が滝野川牛蒡から早生系統を発見、昭和16年頃から本格的な系統分離がなされ、昭和25年に種苗名称登録された。
発表当初、土用の丑の日以前に収穫できると謳われており、夏牛蒡として重宝されてきた。根長80cm程度で収穫する。
渡辺父子は篤農家として有名で、『現代の篤農家』(昭和25年)によれば、野菜の生産、採種のみならず酪農(乳牛)もおこなっていたようである。乳牛の導入は昭和17年で、これには戦争によって肥料の入手が困難になりつつあったことが影響しており、野菜くずを与えた乳牛によって肥料を自給していたようである。種苗の分野では、本種のほかに、「早太り練馬大根」を育種した功績でも知られている。
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採種地:岩手県
発芽率:80%以上(2024年8月現在)
有効期限:発芽率検査月より1年
薬剤処理等:なし
※写真はイメージです