2025/6/17 秋まき種子の販売を開始しました。今後、8月下旬まで順次入荷いたします。
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【特典付き書籍】『あきた伝統野菜「種と人の物語」』+秋田伝統野菜のタネ3品種
¥3,960
あきた郷土作物研究会刊行『あきた伝統野菜「種と人の物語」』と秋田伝統野菜のタネ3種類のセット <『あきた伝統野菜「種と人の物語」』> 「あきた伝統野菜」39品目の物語を一冊にまとめた期待の新刊! あきた郷土作物研究会による長年の調査をもとに、秋田県内で受け継がれる伝統野菜の今昔を豊富な写真とともに紹介。 ---------(以下、あきた郷土作物研究会HPより) 「あきた郷土作物研究会」では、「あきた伝統野菜」をはじめとした郷土作物の発掘や種の保存など、地域独自の食材による食品関連産業の活性化に貢献してきました。このたび、設立から十数年の活動をとおして、39品目の「あきた伝統野菜」のストーリーを紹介する書籍を出版することとしました。編集・デザインは、澁谷和之(澁谷デザイン事務所)にご協力頂いています。 --------- B5判・カラー 144ページ 本体価格:3,300円(税込) <秋田伝統野菜のタネ3種類> ・秋田霜降りささげ(15ml):秋田県仙北市角館町周辺で栽培される平莢のインゲンマメ。 ・カナかぶ(5ml):秋田県にかほ市ならびに由利本荘市で栽培される長カブ。 ・山内一尺人参(4ml):秋田県平鹿郡山内村(現・横手市)で育成された一尺ニンジン。 ※本品は予約品です。発送は8月中旬の予定です。 ※見積書・領収書等が必要な場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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吸込尾張五寸人参(小袋:4ml)
¥220
アサヒ農園(愛知県稲沢市)において、「八事五寸人参」から選抜育種された五寸ニンジン。「八事五寸人参」は名古屋市昭和区天白町八事付近で昭和初期に成立したとみられる西洋系の五寸ニンジンで、昭和中期~後期にかけて愛知県内を中心に多く栽培されていた。生育遅く、根部にヒビが入りにくいため、8月播種し、11月~3月の長い間収穫可能であった。 本種は、この「八事五寸人参」の性質を受け継ぎ、播種後120日で根長20cm程度と収穫の適期を迎えるが、その後も取り遅れによる割れが少ないため、長期間収穫しつづけることが可能である。また、本種は吸い込み性(根部が地上に出にくい性質)が強いため、青首の発生が非常に少ない優良品種である。 ーーーーー 採種地:中国 発芽率:65%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:キャプタン・イプロジオン剤粉衣各1回済 ※写真はイメージです
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札幌黄玉葱(小袋:3ml)
¥220
本種は、札幌農学校教授のWilliam Penn Brooksによって導入された“Yellow Globe Danvers”(Yellow Danversの改良種)の順化種である。Danversは、マサチューセッツ州ボストン近郊の地名であり、Brooksもまたマサチューセッツ州出身である。彼は、William Smith Clark の後任として札幌農学校に着任し、タマネギ栽培を伝え広めた功績から、日本玉葱栽培の父とも称される人物である。日本での活動期間はおよそ10年間で、帰国後はマサチューセッツ農科大学で教鞭を執った。 札幌と同様に、大阪府泉南地方にも“Yellow Danvers”が導入され、当地での選抜育種の結果「泉州黄」が育成された。“Yellow Danvers”は0℃~10℃程度の低温日が続いた場合、非常に抽苔しやすくなることから、マサチューセッツ州においても春まき栽培が行われていた。マサチューセッツは札幌と似た気候であり、「札幌黄」も春まき品種である。一方、大阪で育成された「泉州黄」は、秋まき栽培を続ける中で選抜され、秋まき可能な品種へと変化をとげた。現在、「札幌黄」を秋まきすることは困難と言われているが、「泉州黄」の育成のように克服した例はある。 「札幌黄」という名称がいつ頃生み出されたのかは不確かだが、1906年11月発行の『植民広報』(北海道庁)には「イエロー・ダンバース(通称札幌黄)」の記述がある。また同著の記述によれば、当時、栽培は札幌にとどまらず、空知、上川、後志に普及し、青果を道外へ盛んに移出していたようである。 ーーーーー 採種地:北海道 発芽率:70%以上(2024年12月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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日野菜(小袋:5ml)
¥220
滋賀県蒲生郡日野町で古くから栽培されてきたカブ。一般的な丸いカブとは異なり、根部は25cm程度と細長い尻細のカブである。見た目は細いダイコンのようである。地上部は赤紫色で、肉は白い。肉質緻密で、ぬか漬けや酢漬けに用いられるのが一般的である。 滋賀県や三重県を中心に現在でも盛んに栽培され、「北さとの恵み」(太田交配)、「桜あかり」(宇治交配)、「べにむらさき」(博多交配)など一代交配種も多数販売されている。本種は滋賀県種苗生産販売共同組合による選抜固定種である。 ーーーーー 採種地:中国 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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小泉かぶ(小袋:2ml)
¥220
滋賀県彦根市小泉町で古くから栽培されてきた紅カブ。一般的な丸いカブと異なり、中長のねずみ形(とっくり形)である。根部は表皮が赤く、肉は白色だが、やや赤みが入る。肉質かたく、漬物に適す。特に酢漬けにすれば赤色が映える。葉は立性。 ーーーーー 採種地:滋賀県 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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山田ねずみ大根(小袋:4ml)
¥220
滋賀県南部(湖南地方)で栽培されてきた白首丸尻ダイコン。白上り群に属するとみられるダイコンだが、根長20cm程度とやや短い。肉質やわらかく、葉もおいしい。煮食や沢庵漬によい。伊吹大根に由来するとも言われるが、真偽のほどは不明であり、伊吹大根のような強い辛みはない。「山田」は草津市山田地区から。 ーーーーー 採種地:滋賀県 発芽率:85%以上(2025年6月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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近江かぶら(小袋:2ml)
¥220
滋賀県大津市で古くから栽培されてきたカブである。元禄10年(1697年)に刊行された宮崎安貞の『農業全書』にもその記載がある。当時は京都へ多く出荷されていたようで、「極めて味よし」と書かれている。このような事情からか、本種が聖護院かぶの先祖であるという言い伝えもあるが、佐藤ら(2019)が行ったSSRマーカー解析の結果、そのような説は否定されている。 本種は一般的な丸いカブに比べて扁平で、根の下部がへこんでいるのが特徴である。根径12~15cm程度で収穫し、漬物や味噌汁の実、煮物にしておいしい。 ーーーーー 採種地:滋賀県 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:キャプタン1回済 ※写真はイメージです
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北之庄かぶ(小袋:2ml)
¥220
滋賀県近江八幡市北之庄町附近で古くから栽培されていたカブの選抜種。地元では、「北之庄菜」とも呼ぶ。同じ滋賀県の「日野菜」、京都府の「すぐき菜」などカブであっても「菜」と呼ばれているものは多い。 本種は一般的な丸いカブとは異なり、根部が中長円筒形でやや下ぶくれになる。果肉は白いが、首は赤紫色である。肉質は緻密で、ややアクが強いが、加熱調理でおいしい。古くはぬか漬けをはじめ各種漬物に用いられた。草姿は立性、葉は無毛で食用に適す。 ーーーーー 採種地:滋賀県 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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馬込三寸人参(小袋:3ml)
¥220
東京都大田区馬込地域の河原定太郎、清吉父子が西洋三寸系ニンジンからの選抜淘汰によって作出し、昭和25年「馬込大太三寸にんじん」として種苗名称登録された。馬込地域のみならず関東地方で広く栽培されたが、黒田五寸人参をはじめとする五寸ニンジンが全国的に普及し、徐々にその栽培を減らした。 根長10~12cm、三寸ニンジンにしては肩が張り、やや大型である。抽苔は比較的遅く、栽培しやすい。 今日、馬込の農地の大部分は宅地となったが、現在でも少々栽培されており、また、西馬込駅(都営浅草線)を出てすぐのところに「馬込半白節成胡瓜 馬込大太三寸人参 発祥之地」と書かれた石碑が建てられている。 ーーーーー 採種地:茨城県 発芽率:70%以上(2024年10月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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天王寺かぶ(中袋:20ml)
¥660
大阪市天王寺周辺が原産とされる中型のかぶ。根は白く、扁円形。葉は毛のない丸葉で立性。「なにわの伝統野菜」のひとつ。 かつて野沢菜の祖となったという説が信じられていたが、現在その説は否定されている。 (春まき)播種:3月中旬~5月中旬 / 収穫:5月中旬~7月下旬 (秋まき)播種:9月上旬~11月上旬 / 収穫:11月上旬~翌2月上旬 ーーーーー 採種地:中国 発芽率:85%以上(2024年8月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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札幌鮮紅太人参(小袋:4ml)
¥220
本種は北海道に馴化した西洋系のニンジンである。「札幌胡蘿蔔」という名は明治初期には既に見られ、「札幌太人参」「札幌大長人参」「札幌細長人参」など札幌の名を冠するニンジンは多い。「札幌太人参」は、昭和14年、十勝農試にて優良品種とされた。 根長25cm、根径6cm程度で収穫する。 ーーーーー 採種地:中国 発芽率:60%以上(2024年10月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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渡辺早生牛蒡(小袋:4ml)
¥220
東京都練馬区東大泉町の渡辺正好氏が育成した滝野川系のゴボウである。昭和8年頃に正好氏の父である徳右衛門氏が滝野川牛蒡から早生系統を発見、昭和16年頃から本格的な系統分離がなされ、昭和25年に種苗名称登録された。 発表当初、土用の丑の日以前に収穫できると謳われており、夏牛蒡として重宝されてきた。根長80cm程度で収穫する。 渡辺父子は篤農家として有名で、『現代の篤農家』(昭和25年)によれば、野菜の生産、採種のみならず酪農(乳牛)もおこなっていたようである。乳牛の導入は昭和17年で、これには戦争によって肥料の入手が困難になりつつあったことが影響しており、野菜くずを与えた乳牛によって肥料を自給していたようである。種苗の分野では、本種のほかに、「早太り練馬大根」を育種した功績でも知られている。 ーーーーー 採種地:岩手県 発芽率:80%以上(2024年8月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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白首夏大根(小袋:5ml)
¥220
SOLD OUT
春まき、夏どりの代表的かつ古典的な品種。根は楔形、純白色で、若干の辛みがある。なおこの辛みは火を通すことで消える。根長30cm程度で収穫するのが一般的である。栽培容易。 ーーーーー 採種地:イタリア 発芽率:85%以上(2024年8月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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中之条系ねずみ大根(中袋:20ml)
¥770
短形で下ぶくれのあるねずみ形大根。長野県坂城町で栽培されており、適度な辛味がある。 ーーーーー 採種地:長野県 発芽率:85%以上(2025年6月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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遠野かぶ(中袋:10ml)
¥1,210
SOLD OUT
岩手県遠野地方に伝承する長根型の薬味用かぶ。地上部は淡緑色で、根長20㎝程度で収穫する。小型の青首大根のような見た目である。辛味は強く、そば、刺身などの薬味として最適。 ーーーーー 採種地:岩手県 発芽率:85%以上(2024年7月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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三浦大根(中袋:20ml)
¥660
吸込型であり、首の部分が地上に出ない大形の白首大根である。 昭和初期に練馬尻細大根と三浦の在来品種の交配によって生じた。練馬尻細大根の特性をよく示し、葉が横に広く広がり、根の中間部分が最も太い。関東地方において三浦は暖かく、本種は温暖地域での栽培に適する。主に煮食に適するが、ナマスでも美味。 現在では、三浦市のミヤサカのタネが一代交配種「黒崎三浦」を開発・販売している。 ーーーーー 採種地:中国 発芽率:85%以上(2025年6月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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和歌山大根(中袋:20ml)
¥660
近畿地方で発展した、白上り群に属する白首大根。紀ノ川周辺などの砂地での栽培に適する。地元では「紀ノ川漬け」などの漬物に利用される。 ーーーーー 採種地:中国 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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岐阜黄玉葱(中袋:20ml)
¥1,100
SOLD OUT
泉州系の中甲高たまねぎ。表皮は光沢があり、首のしまりよい。昭和29年岐阜県農業試験場にて育成された晩生種。貯蔵性も高い。 ーーーーー 採種地:イタリア 発芽率:75%以上(2024年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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斉藤十号玉葱(中袋:20ml)
¥1,100
SOLD OUT
淡路島の斉藤幸一氏によって育成され、1957年発表された黄玉葱。玉揃いよく、貯蔵性においても優秀。1961年には淡路中甲高黄二号と改名。現在のF1種の親として有名。 ーーーーー 採種地:イタリア 発芽率:75%以上(2024年6月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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滋賀真紅金時人参(中袋:20ml)
¥770
滋賀農試を中心に昭和40年代より選抜を開始し、育成された東洋種。西洋種に比べ、赤の発色強く、東洋種のうちでは早生。 根長35cm、根径5cm程度で収穫する。夏/秋まきにのみに適する。 ーーーーー 採種地:香川県 発芽率:70%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:チウラム1回済 ※写真はイメージです
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青首宮重長太大根(中袋:20ml)
¥660
宮重と呼ばれる品種群には、一部白首品種があるが、青首品種がそのほとんどを占め、現在の青果市場を席巻しているF1青首ダイコンの多くはこの品種群から育成された。 「宮重」は愛知県春日町(現・清須市)の宮重地区に由来する。宮重品種群は総じてウイルス病に弱く、戦後栽培が減少した。F1種の多くは耐病性を持つが、本種はウイルス病に弱いため、早蒔きは避ける方がよい。 総太種に比べ、尾部は細く、根は長い。一般的に根長40cm程度にて収穫する。 煮食、切干、たくあん漬けなどに最適。 播種:9月上旬~10月中旬 収穫:11月上旬~翌1月中旬 ーーーーー 採種地:イタリア 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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青首宮重長太大根(小袋:5ml)
¥220
宮重と呼ばれる品種群には、一部白首品種があるが、青首品種がそのほとんどを占め、現在の青果市場を席巻しているF1青首ダイコンの多くはこの品種群から育成された。 「宮重」は愛知県春日町(現・清須市)の宮重地区に由来する。宮重品種群は総じてウイルス病に弱く、戦後栽培が減少した。F1種の多くは耐病性を持つが、本種はウイルス病に弱いため、早蒔きは避ける方がよい。 総太種に比べ、尾部は細く、根は長い。一般的に根長40cm程度にて収穫する。 煮食、切干、たくあん漬けなどに最適。 播種:9月上旬~10月中旬 収穫:11月上旬~翌1月中旬 ーーーーー 採種地:イタリア 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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青首宮重総太大根(中袋:20ml)
¥660
宮重と呼ばれる品種群には、一部白首品種があるが、青首品種がそのほとんどを占め、現在の青果市場を席巻しているF1青首ダイコンの多くはこの品種群から育成された。 「宮重」は愛知県春日町(現・清須市)の宮重地区に由来する。宮重品種群は総じてウイルス病に弱く、戦後栽培が減少した。F1種の多くは耐病性を持つが、本種はウイルス病に弱いため、早蒔きは避ける方がよい。 昭和初期の種苗カタログには宮重長太大根を改良した品種との記述が散見されるが、実際のところ、総太種と長太種の関係については不明。 播種:9月上旬~10月中旬 収穫:11月上旬~翌1月中旬 ーーーーー 採種地:イタリア 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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阿波晩生大根(中袋:20ml)
¥660
《特徴》宮重品種群の改良種と言われている白首ダイコン。表皮は白く、甘みが強く、たくあん用に用いられる。根長50cm程度で収穫する。トウ立ちが極めて遅い優良種。 《栽培暦》平暖地標準 播種:8月中旬~10月上旬 収穫:11月中旬~翌2月下旬 ーーーーー 採種地:イタリア 発芽率:85%以上(2025年5月現在) 有効期限:発芽率検査月より1年 薬剤処理等:なし ※写真はイメージです
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